Windows XPで右クリックメニューに「パスとしてコピー」を追加する方法

Windows Vista以降では、コンテキストメニューに便利な[ パスとしてコピー ]オプションが既に含まれています。これにより、選択したファイルまたはフォルダーの完全なパスをクリップボードにすばやくコピーできます。 Windows XPで「パスのコピー」機能を追加する方法は次のとおりです。

関連: Windows 10の右クリックメニューで「パスとしてコピー」を常に表示する

2つの方法について説明しますが、どちらの方法でもMicrosoftのClip.exeファイルが必要です。 Clip.exeは、コマンドライン出力をWindowsクリップボードにリダイレクトします。 たとえば、コマンドdir | コマンドプロンプトウィンドウのクリップは、現在のディレクトリリストのコピーをWindowsクリップボードに配置します。

注: 方法1の手順を実行した後で[ パスとしてコピー]コマンドを使用すると、コマンドプロンプトウィンドウが一瞬開いたり閉じたりします。 方法2では、非表示モードでコマンドプロンプトウィンドウを起動するVBScriptを使用します。

こちらのMicrosoft FTPサイトからClip.exeをダウンロードし、ファイルをWindowsディレクトリに保存します。

(システムでWindowsディレクトリを開くには、[スタート]-[ ファイル名を指定して実行]をクリックし、 %systemroot%と入力してEnterキーを押します。)

次に、以下のいずれかの方法に従います。

方法1

copypath.regをダウンロードして、デスクトップに保存します。 ファイルを右クリックして、[ マージ ]を選択します。 確認を求められたら、[ はい]をクリックします。 これにより、次のレジストリキーが追加されます。

 HKEY_CLASSES_ROOT \ Allfilesystemobjects \ shell \ CopyPath \ command 

(デフォルト)値を次のように設定します。

 %comspec%/ c 

ファイルまたはフォルダーを右クリックすると、「パスとしてコピー」オプションが表示されます。

注:以前は%comspec%/ c echo“%1″ | clip.exeでしたが、これにより改行が追加されるため、コマンドラインを上記のように変更する必要がありました。 エリックに感謝します。

関連:引用符なしでファイルURI形式でパスとしてコピーする方法

方法2

copypath.zip抽出をダウンロードし、スクリプトファイルcopypath.vbsファイルをWindowsディレクトリに保存します。

copypath.vbsをダブルクリックして実行します。

次のプロンプトが表示されたら、Enterキーを押します。

[ パスとしてコピー ]コンテキストメニューオプションを削除するには、copypath.vbsファイルをダブルクリックし、UNINSTALLと入力してEnterキーを押します。 次に、ファイルcopypath.vbsをWindowsディレクトリから手動で削除します。

上記のいずれかの方法を実行すると、コンテキストメニューに[パ​​スとしてコピー]オプションが追加されます。 ファイルまたはフォルダーのパスをクリップボードにコピーするには、 Shiftキーを押しながらファイルまたはフォルダーを右クリックし、[ パスとしてコピー ]をクリックします。

追加のヒント: (Shiftキーを使用せずに)[パスとしてコピー]コマンドを常に使用できるようにするには、レジストリエディターを使用して、以下のレジストリの場所にあるExtendedという名前の値を削除します。

 HKEY_CLASSES_ROOT \ Allfilesystemobjects \ shell \ CopyPath 

「クイック起動に追加」および「ファイルの場所を開く」も参照してください。

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